谷中に2007.7月オープン
東京の下町、台東区谷中に新しくギャラリーがオープンします。
名前は ギャラリーTEN(てん)
TENは てん テン 天 点 展  数字の10 
てんてんてんまりのてんだったり・・・・
場所は 谷中2−4−2 丁度外人さんのお宿,澤の屋旅館の真前
以前、私の夫が仕事場にしていました。
宜しくお願いします。まだ、どうやってやるか、わかりません。
とにかく、今月(3月)7日よりこの場所でギャラリー作りが始まります。
少しずつUPします。宜しくお願いします。

アート作品の展示
ギャラリーTENは2007年7月に誕生しました。
オープン当初から、創作する方たちの自発性とその姿勢を大切に考えてきました。
これからも大切に考えてまいります。どうぞ宜しくお願いします。

TENの名前
以前にも書きましたが、その時を思い出して書いてみます。・・・・・・
2月の中頃だった。仕事をしながらギャラリーの事を考えてる自分がいた。天、てん、TEN、という名前が突然浮かんだのもモクモクと仕事をしているときだった。これだ!と思ってすぐにでも家に連絡しようと思った。・・・・・
帰宅してすぐに夫に話す。最初は何?って感じである。夫は「点?天?展?テン・・・う〜ん、そうだなあ〜なんで?・・・」って調子。なんか意味がないと納得できないみたいだ。
私は最初天気の天、お天とうさまの天!と考えたのだ。なんでと言えば、日本人はとかくお天気の話題が好きで、会えばすぐお天気の挨拶になる。「今日はいい天気ですね?・・お天気でなによりです・・・」などなど。いつも仕事先でする会話である。四季があり季節のうつろいがとても気になる国民性なのでだろうと思う。
夫が「そういえば、2〜3年前に てん っていう面白い絵本があったっけ・・」といって、本箱から絵本を持ってきた。ピーター・レイノルズ作 谷川俊太郎訳 「てん」(The Dot)  夫によると「点(てん)は絵の始まり・・・とかいう本だよ・・・」と。
なにやら、楽しそうな絵本である。読んでみると感動した!・・ギャラリーの名前はこれで決まり!・・・点(てん)は絵の始まり・・何も描けなくても点なら描ける・・・それに点・線・面とはなにやら奥が深そう。ギャラリーTENはこうして誕生したのである。天、点、展、てん、TEN、・・・・・(KM)

アウトサイダーアート 応援します
アウトサイダー・アート(英: outsider art)とは、特に芸術の伝統的な訓練を受
けていなくても、名声を目指すでなく、また既成の芸術の流派や傾向・モードに
一切とらわれることでもなく自然に表現したという作品のことをいいます。
フランスの画家ジャン・デュビュッフェがつくったフランス語「アール・ブリュット
(Art Brut、「生(なま、き)の芸術」)」をイギリスの著述家ロジャー・カーディナル
が英語表現に訳し替えた概念です。
特に、子どもや、正式な美術教育を受けずに発表するあてもないまま、独自に
作品を制作しつづけている人の作品や刑務所などで初めて絵を描いた
人、独学で孤独に作品を作り続けた人などの作品も含むとされています。
ーWikipediaより一部参考にしていますー

デュビュッフェが1949年に開催した「文化的芸術よりも、生(き)の芸術を」
のパンフレットで、アウトサイダーアートにふれています。
「アール・ブリュット(生の芸術)とは、芸術的訓練や芸術
家として受け入れた知識に汚されていない、古典芸術や流行のパターンを借りるので
もない、創造性の源泉からほとばしる真に自発的な表現」であると。

わが国ではアウトサイダーアートといえば、障害者のアート一般を指します。
しかし、本来の意味するところは「生(き)の芸術」であり、そしてあらゆる既成の枠内
から飛び出してしまったアートということ。その核心部分は、名声を目指すでもなく、
他者の目を意識することでもない自らの内面から自然に表現していったという作品を
「生(き)の芸術」としています。(H.M)

参考ページ : 平沢貞通獄中画の一枚