帝銀事件から60年
獄窓の画家・平沢貞通展を二回にわたって開催します。
** 獄窓の画家・平沢貞通展 **
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第一回 初期・中期作品展(〜1948年)
・9月 5日(金)〜15日(月)
11:00〜18:00/会期中無休
SADAMITI HIRASAWA
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第二回 獄中期作品展(1948年〜1987年)
・9月21日(日)〜28日(日)
11:00〜18:00/会期中無休
SADAMITI HIRASAWA
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*特別対談 「平沢絵画について」
       9月5日(金)15:00〜16:30
          針生一郎 美術評論家
          鈴木邦男 文筆家
          平沢武彦

うずくまる貞通

○平沢貞通 SADAMITI HIRASAWA
1892年、東京市生まれ。
1911年、東京水道橋の日本水彩画研究所に入所。
1912年、旧制小樽中学校(現在の北海道小樽潮陵高等学校)卒業。
1913年、日本水彩画会結成に石井柏亭・磯部忠一らとともに発起人として参画。
1914年 第1回二科展で「昆布干すアイヌ」(水彩画)初入選。この年、「日本水彩画会小樽支部」を創設。
1919年、第1回帝展で「野火の跡」(水彩画)初入選、以後、16回出品し、無鑑査となる。
1921年、第9回光風会展で今村奨励賞を受賞。
1928年 「日本テンペラ画会」を岡田三郎助らとともに創設、後に会長となる。
1930年、日本水彩画家会委員に就任。
1948年、帝銀事件容疑者としで逮捕される。
1987年、5月10日死去。享年95歳。獄中で描いた絵は色紙、絵手紙を含め5千点余におよぶ。
    つづき